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店舗コンセプトに沿った和風看板装飾のご紹介

店舗にとって、看板は重要な役割を果たしますが、特に和風デザインはその独特な魅力で訪れる人々の目を引きつけます。

本記事では、和風看板装飾の魅力とデザインポイントに焦点を当て、店舗のイメージやコンセプトに合った看板選びの方法を提案します。今回は私が携わった具体的な文字を元に、長期間にわたって魅力を保つための具体的なポイントもお伝えしようと思います。

和風デザインを取り入れた店舗の外観とその影響を理解し、訪れるお客様に確かな印象を与えられるようなヒントが満載です。

和風看板の魅力

和風看板は、特にインバウンド向け店舗が増えている今大変注目を集めています。

ただの視覚的な情報提供にとどまらず、店舗の個性や魅力を引き立てる重要な要素として位置づけられています。そのスタイルには、地域の文化や伝統の深さが表現されています。

具体的な看板を作成例を基に説明していきたいと思います。

「天下の台所」をコンセプトにした和風看板

2023年12月にオープンした大阪アメリカ村にあるラーメン店です。

非常に多くのインバウンド客でにぎわっております。こちらのラーメン店のコンセプト立案から携わったのですが「天下の台所」と称し、にぎやかな大阪の街を看板及び店内に施しています。

したがって、和POPなイラストと筆文字で看板を作りました。色は“日本の伝統色”を使用することによって日本の伝統的な美意識を反映しています。

場所が大阪という事もあり、普通は無駄を省き、余白を大切にすることで、日本らしい見やすさや落ち着きを感じさるデザインを作る事が多いのですが、あえて隙間を作らずPOPに仕上げております。

文字は筆で書いたものをトレースして使用しています。

「捨て猫を救う」をコンセプトにしたカフェ

猫カフェも今非常に人気のあるコンテンツだと思います。2024年8月オープンの「保護猫カフェ」の巨大屋外看板も作らせていただきました。大人気TikTokerつなまよの親バカ日記さんが運営する、カフェになります。

飲食代の一部を保護猫の餌代に使用されるので、優しいカラーリングにしたいと思い、水彩画で描いております。和テイストの絵で可愛く親しみが持てる風合いになったかと思います。

こちらの看板ロゴも墨文字で書かせていただきました。

職人感を演出した看板づくり

看板は店舗のコンセプトを強く反映します。私はラーメン店の看板を良く作らせていただくのですが、麺のこだわりを強く反映したいという場合は水墨画で絵を描く事で匠感が演出できると感じています。

例えばこちらの看板

こちらもかなり大きい看板になるのですが、カーボンと墨で描きました。

店内も薄暗い雰囲気なので、ちょうど店内とマッチするかと思います。

和風看板の素材

和風看板には多様な種類があります。特に多いのが一枚木。

家具屋や木材屋と連携して、最適な木を探して直接その上に文字を描くこともあります。

送付が難しい場合は現地で書くのでお気軽にお問合せいただければと思います。やはり入稿データよりも現地で書いた方が風合いはかなり良いです。

一枚切り出しの価格は本当に様々ですし、200種類程あるので、環境や用途によってご相談していただく形をなります。

和風看板を作りたいという企業様はお気軽にお問合せください。

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