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海外に喜ばれる水墨画のライブペイント

銀座や渋谷を歩いていると本当に海外の方が多いと感じます。中華圏の方が多いと思いきや、最近はヨーロッパの方も多いですね。

そんな日本に来る海外の方は何を目的に日本にやってくるか…?

1つは日本が誇るべきコンテンツ文化の体験だと思います。日本のアニメは海外で大人気なので。

もう一つは日本の文化の体験です。特に西洋圏の上流層の方に人気です。昔「浮世絵」に価値を見出したのも西洋圏の上流階級の方々でした。

美術館にも今や多くの海外の方がいらっしゃいます。根津美術館に行った時半分以上が海外の方だったという日もありました。

そんな事から、海外の方を招いたイベントで水墨画のライブペイントのご依頼を多くいただいております。

基本的にショーやイベントのコンセプトに合う形で描くのですが、絶対に海外の方が喜ぶ15分ライブペイントの絵をお見せしようと思います。

海外の方からのリアクションが良い15分のライブペイント

やはり侍!水墨画、そして金は人気です。

最近は良く国際結婚する方のウェルカムボードとしてもご依頼いただきます。

こちらの絵はかなり濃度を濃くした墨液で1400mm×90mmサイズのクラフト紙に描いております。紙は裏が滲まないようビニール貼りされており、書道甲子園で使用されています。

ライブペイントの工程

今回はいきなり兜から描き始めました。場合によっては漢字や社名やコンセプトなどの文字を描いてからスタートすることもあります。

右端の黒部分は3歳のわが子が描いた落書き?です。

次に金箔を使用します。本物ではなくアルミ素材の安いものです。金箔は本来「漆」を薄く塗って貼り付けます…が大変漆は取り扱いが大変なので私は木工用ボンドを使用します。ましてやライブで漆など肌荒れが起きる可能性のあるものを使用できないという。。。

少しすると手で叩きます。すると接着剤が付いていない部分の金箔がはがれて完成です。

金箔にシワが出てしまうのは素人だからですが…ちゃんとしている方はシワが1つもよらないです。

このライブの様子は私のInstagramに動画としてアップしておりますのでご興味のある方は見ていただけるとありがたいです。

水墨画の見せ方に関して

本当は細かくゆっくり描くことの方が好きですし、得意です。しかし、そのように籠っていても墨絵の良さの発信に繋がらないなと思い気づいた時にはライブペイントをしておりました。ライブの時は敢えて動きを大きくしたり、カスレの音が大きい「豚毛の刷毛」を使用してできるだけインパクトを出していと思っております。

ちなみに豚毛はとても固く、サッという筆の掠れの音はもちろんですが、かなり鮮明に色が付きます。ハッキリとダイナミックな絵を描きたい方には墨絵問わずおススメです。(でもお値段は高いです)

もっと墨絵含む日本の良さが世界の方々に伝わるように発信も頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

2024年の目標は海外進出です♪

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